保険の見直しで起きる良いこと3選

お金の勉強

昨今保険の見直しをする人が増えていることはご存知でしょうか?

なぜなら物価の高騰や電気代の値上がりで家計が苦しくなって
保険にまでお金を出す余裕がなくなっている人が増えているからです。

それでも無駄に支払い続けている人がいることもまた事実。

私は、ほとんどの民間保険は不必要だと思っています。

ただ全く必要がないと言っているわけではありません。

人によっては入っていた方がいい保険もありますので、人それぞれ変わってきますが、
ほとんどの保険商品は手数料が高めの商品がほとんどです。

※保険といえばどんな保険を思い浮かべますか?

健康保険や介護保険といった『公的保険』
生命保険や損害保険といった『個人保険』を思い浮かべると思います。

公的保険は、国が定める保険であり、会社員であれば給与から天引きされるというのが一般的なものです。

個人保険は、国が定めるものではなく、各個人がこの保険はあったほうが良いと思って民間企業のものに加入する保険です。一般的に手元に残った給与から支払っていくものです。

同じ保険と名前のつく両者ですが、保障内容や支払い方法などそもそもの保険自体が別物です。

私が見直しをしたほうが良いと言っているのは後者の『個人保険』です。

個人保険は、民間企業が主体となって顧客に保険商品を買わせるものです。

民間の保険会社も営利組織なので新規顧客獲得や既存顧客の単価アップのために次々と新しい保険や今ある保険をグレードアップさせた保険の販売をしてきます。

保険は商品そのものを売った利益というよりも商品を購入したときの手数料がメインの利益となります。手数料だけ高く取られて、保障内容がすごく薄いということもザラにあります。

こういったことを踏まえると、今ご自身が加入している保険の保障内容や本当に加入する必要があるかは定期的に見直しをしなければなりません。

保険の見直しで起こる良いこと:①保険料の節約

保険料の見直しで節約できる

必要な保障があるか確認する
保険に加入した時期と比べて、ライフステージや収入が変わっている場合は、必要な保障額も変わっている可能性があります。
例えば、子どもが独立したら、死亡保障の減額や解約を検討することで保険料を節約できます。

不要な特約は外す
保険には様々な特約が付いていますが、本当に必要なものだけに絞ることで、保険料を抑えることができます。例えば、医療保険に入っている場合は、入院給付金や手術給付金などの重複する特約を外すことで保険料を節約できます。

保険の見直しで起こる良いこと:②最適なカバレッジ

保険プランの適切なカバレッジを見つける方法

保険のカバレッジとは、保険会社が保険加入者に対して支払う補償の範囲のことです。

もちろん補償が手厚い方が万が一の時に安心することは間違いありません。

ただ万が一になるよりもそれまでに支払った保険料の方が高く付くことなんてよくあることです。

最低でも1年に1度は、今のプランが自分の生活にとって適切なのかを確認したほうが良いでしょう。

しかも気づかないうちに補償内容が変わっているということもよくあることです。
年齢を重ねる毎に保険料が勝手に上がっているということもありますので定期的な見直してをしましょう。

保険の見直しで起こる良いこと:③ライフプランの見直し

保険の見直しをきっかけに、将来のライフプランを再評価し、より計画的な資産形成やリスク管理を行うことができます。

今の自分の年齢にあった補償内容を検討することが重要です。
また健康保険料を支払っている人であれば、公的な制度を受け取ることができます。

基本的な考え方として、公的保険で賄える範囲を把握し、公的保険では賄えない部分を民間の保険で賄うことが無駄な支出を抑えることができます。

まとめ

保険の見直しは賢明な投資であることを学びましょう。

保険とはそもそも万が一に備えるものであり、残された人がこれまでと同じような生活を送ることができるように準備しておくものです。

過度に保険料を支払わないことや無駄な補償内容を継続していることは、無駄遣いに等しいです。

今の自分や今後のライフプランに合った補償内容を選択することは、節約にも繋がります。

保険の見直しは正直面倒くさいのは否定しません。
内容が複雑であったりイチイチ書類に署名しないといけないなどありますが、それを確実にやらないと保険屋のカモになることは間違いありません。

保険会社がこんなに儲かっているのはなぜかを一度考えてみてはいかがでしょうか。

保険とは本来みなさんが出し合ったお金をもとに困っている人に分配するというものです。
普通に考えると利益なんて出ません。

それなのに実際なぜ儲かっているのでしょう。

それは、皆さんが納める保険料や手数料、これこそが保険会社の利益となっているわけです。

保険料を支払っているのに保険会社の給料まで一緒に支払っていることと何ら変わりありません。

保険の見直しをしなければ、ずーっと保険会社の懐にザクザクお金が入っていくだけです。

以上のことを理解した上で保険とは適切な距離でお付き合いしていったほうが良いと思います。

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