【悲報】楽天証券2022年改悪第二弾と今後の対応

お金の勉強

こんにちは〜リッチマンです。

2022年2月1日に楽天証券から第二弾となる改悪ニュースが発表されました。

第一弾は投資信託のポイント進呈条件変更、楽天銀行の預金残高に応じた普通預金金利の改定でした。

改悪が続くことは想定していましたがたった2ヶ月で次の改悪が発表され、驚きが隠せません・・・

しかも今回の改悪は、投信積立をクレカ決済している方にとても大きな話題です。

それでは早速みていきましょう!

この記事では以下のような方におすすめです!
・今回の変更点は何?
・楽天キャッシュとは?
・他社に乗り換えるべき?

2022年第2弾 2つの改悪

<改悪①>
投信積立での「楽天キャッシュ決済」の開始および楽天カードクレジット決済のポイント還元率の一部変更について
<改悪②>
SPU(スーパーポイントアップ)の条件変更について

<改悪①> 投信積立での「楽天キャッシュ決済」の開始および楽天カードクレジット決済のポイント還元率の一部変更について

投信積立での「楽天キャッシュ決済」の開始および楽天カードクレジット決済のポイント還元率の一部変更について』という内容で楽天証券HPに掲載されていました。


(出典:楽天証券

まとめると、
・楽天キャッシュ決済が投信積立ができるようになる
・一部ファンドではあるが、投信積立のクレカ決済ポイント還元率が1%→0.2%に変更になる
・楽天カードから楽天キャッシュにチャージ0.5%+楽天キャッシュ決済での投信積立0.5%合わせて1.0%のポイントが還元される(2022年12月までの期間限定キャンペーン)

①楽天キャッシュ決済が開始

国内主要証券初!オンライン電子マネーで投信購入が可能になります。

2022年6月下旬から楽天キャッシュ決済での投信積立が受付開始します。
同年8月の買付分から楽天キャッシュ決済が開始となります。

楽天キャッシュは楽天カードからのオートチャージを対応予定としているので、入金する手間が省けることになります。(入金忘れがなくなり、投信積立が手軽にできるようになります)

楽天キャッシュとは、
楽天経済圏で利用できるオンライン電子マネーのことです。
楽天市場での商品の購入や楽天ペイでの代金支払いなどで使うことができます。
楽天キャッシュを利用しての投信積立の上限額は5万円までです。
そこに楽天カードでの積立も合わせると毎月10万円までキャッシュレスで積立ができます。
楽天カード月5万円+楽天キャッシュ月5万円月10万円まで投資可能

②【期間限定】楽天カード→楽天キャッシュ→投信積立で1.0%ポイント還元

これまでは楽天カードクレカ積立が月5万円まで1%のポイント還元を受けることができました
楽天キャッシュが開始すると、楽天カードクレカ積立は0.5%ポイント還元に変更となります。
リッチマン
リッチマン

キャッシュレスでの投資可能額が増えるのはいいけど、ポイント還元率が下がるのは残念ですね。

ポイント還元率は、0.5%に変更になりますが
楽天カードから楽天キャッシュにチャージで0.5%のポイント還元
楽天キャッシュで投信積立をすると0.5%のポイント還元
期間限定ではありますが合わせて1.0%のポイント還元を受けることができます。
キャンペーン期間は2022年8月買付分から12月買付分までの5ヶ月間の予定。
キャンペーン期間が終了すると楽天カードクレカ決済のポイントのみの付与となります。

③クレカ決済のポイント還元率一部変更

さきほどは、投信積立をすることで還元されるポイントの話でしたが、
ここでは、投信積立で購入するファンドによって『これまで通りの還元率を受けられるファンドとそうでないファンドが出てきます。

(出典:楽天証券

ファンドの代行手数料と記載されていますが、ファンドに支払う信託報酬のことだと思ってもらえればと思います。

これまでの楽天カードクレカ決済は一律で1.0%のポイント還元を受けられていました。
しかし、2022年9月買付分から信託報酬が年率0.4%未満のファンドは1.0%還元から0.2%還元になります。年率0.4%以上のファンドは1.0%還元のままです。

わかりやすく言うと『手数料の高い人はそのままで、手数料の安い人はポイント還元を少なくしますよ〜』ということです。

年率0.4%未満の信託報酬のファンドにはどんなファンドがある?
(楽天証券投信買付ランキングを参照)
・eMAXISSlim米国株式(S&P500):0.0968%
・楽天・全米株式インデックスファンド:0.162%
・eMAXISSlim先進国株式インデックス:0.1023%
・楽天・全世界株式インデックスファンド:0.212% etc…
年率0.4%以上の信託報酬のファンドにはどんなファンドがある?
(楽天証券投信買付ランキングを参照)
・iFreeレバレッジ NASDAQ100:0.99%
・楽天日本株4.3倍ブル:1.243%
・楽天レバレッジNASDAQ-100:0.77% etc…
つみたてNISAをされている方は年率0.4%未満のファンドを所有しているのがほとんどだと思います。
このポイント還元率変更は多くの方に影響が出ることと思います。

<改悪②> SPU(スーパーポイントアップ)の条件変更について

2022年4月からSPUの対象商品に米国株が登場し、マネーブリッジと米国株のポイント投資を30,000円以上行うと楽天市場でのお買い物ポイントが+0.5倍になります。
またマネーブリッジと投資信託のポイント投資を30,000円以上行うとお買い物ポイントが+0.5倍になります。
合わせて最大+1倍になるということですね。

※マネーブリッジ・・・楽天証券と楽天銀行の口座を連携させるサービス
※ポイント投資・・・ファンド購入の時に楽天ポイントを1ポイント以上使用して残りを現金で支払うことで条件達成となる。もちろんすべてポイントを使用してもよい。

すごく良く見えますが、これまでは500円以上の投資信託のポイント投資でお買い物ポイントが+1倍になっていたことを考えると改悪であることがわかります。

楽天証券改悪での今後の対応

<今後の対応として>
・口座乗り換えしたい人は乗り換える
・乗り換えが手間だという人はそのまま継続すればいい
・乗り換えはせずに楽天証券とSBI証券やマネックス証券の2刀流

口座乗り換えしたい人は乗り換える

引っ越しをする手間は増えますが、いまSBI証券やマネックス証券は楽天証券の改悪でチャンスとばかりに楽天証券より好条件を提示してきています。

<SBI証券>
NISA・つみたてNISA乗換キャンペーン
投信お乗り換え超おトクキャンペーン
三井住友カードを使ってSBI証券でクレカ積立をすると最大2.0%のポイント還元
<マネックス証券>
米国投信つみたて新規&増額キャンペーン(2022年2月28日まで)
米国株デビュー応援がキャッシュバック期間延長&上限なしキャンペーン
このまま楽天証券の改悪が続くようであれば長期で見た場合、もらえるポイントは楽天証券よりも多くなることは間違いなさそうです。

乗り換えが手間だという人はそのまま継続すればいい

移管手続きなどは何かと面倒なものです。
もらえるものはもらったほうがいいのは間違いありませんが、ポイントはあくまでも付加価値ですし、本来の目的は投資で資産拡大にあるからです。
また楽天証券のUI(ユーザーインターフェイス)は非常に扱いやすいです。
どこの部分で選ぶかは人それぞれです。
積立投資は長期運用が鉄則です。
長期で付き合っていくものですから自分が扱いやすいものを選ぶのがよさそうですね。
楽天経済圏で生活している方はSPUの観点からそのままにしていくことも手だと思います。
どの経済圏で生活しているかによっても選択する先が変わってくるでしょう。

乗り換えはせずに楽天証券とSBI証券やマネックス証券の2刀流

個人的にはこの2刀流がいちばんのおすすめです。
2刀流とは言わず3刀流でもいいかもしれませんね。
投資先(投資商品)のリスク分散をするように証券会社のリスク分散も同時に行うことも必要かもしれません。
急な倒産や今回のような改悪にも対応がしやすくメンタルへのダメージも大きくならないと思います。
ぜひSBI証券やマネックス証券の口座開設も無料でできますので開設してみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

今回は楽天証券の改悪と今後の対応について解説しました。

早くも第二弾の改悪に楽天証券に対する不安が募っていると思います。

ただもともとが楽天証券のサービスが良すぎただけで他の証券会社と同じようなレベルになった(SBI証券やマネックス証券は一歩リードすることになる)だけです。

それにSBI証券やマネックス証券も楽天証券のように顧客獲得が多くなれば改悪も十分に考えられます。そのたびに証券会社を乗り換えるのはとても負担であることは間違いありません。

自分が1番心地よく継続していける証券口座を選択するのがいいでしょう。

それにしても改悪続きの楽天証券。今後、どうなるのでしょう。

また新たな情報が発表されましたらわかりやすいようにまとめたいと思います。

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